ポケモンから学んだこと


今回は、友人から 「ポケモンから学んだこと」 を記事の題材として欲しいということだったので書いてみようと思います。

彼は複数の端末を使い、色違いを厳選したり、生活のほとんどをポケモンバトルに捧げ、ランキングで上位に入るほどの腕前で、いわゆるポケモンガチ勢です。

私自身はというと、ポケモンはルビー・サファイア、エメラルド、ダイヤモンド・パール、プラチナ、ハートゴールド・ソウルシルバー、ブラックをやってました。

やっていたといっても当時小学生だった私は、殿堂入りすることや伝説のポケモンを手に入れることを目標にして旅をしていた程度のやり込み度でした。

私は 3DS が出てから DS ゲームをやめたのでブラックが最後でしたね。私はそれ以来、ポケモンで遊んでいません。

調べてみるとブラック・ホワイトの発売が 2010 年でしたので、もう 10 年以上経ったんですね…。

それくらいポケモン離れをしている私が 「ポケモンから学んだこと」 を語るなど、ガチ勢の方には申し訳ないほど図々しいとは思いますが、過去の記憶を辿り、学んだことがいくつかあったので紹介したいと思います。

一つ目は 戦略を立てることの重要性 です。

ポケモンや技にはタイプがあり、そのタイプにはそれぞれ相性が存在していて、技の効果があったり無かったりします。ポケモンバトルでは、この技とタイプの相性が重要になります。ポケモンバトルに勝つために、相性を考えてパーティを編成したり、戦うポケモンを選択したりしていました。

つまり、ポケモンを遊びながら、戦略を立てて戦いに挑むということを何度も繰り返していたのです。

事前に相手の予想を立てて準備したり、状況に応じて策を講じたりすることは、テスト勉強や部活でやっていた野球など、いろんなところで実践していました。

勝負事において相手よりも優位に立つには、戦略を立てて挑むことが必要になってくると思います。私は無意識にポケモンを通して、戦略を立てる練習をしていたのですね。

2 つ目は 経験がものを言う と言うことです。

人は実体験を積みながら、理論や理性、秩序など様々なことを学び、成長していきます。これはポケモンも同じで、バトルを通して経験値を稼ぎ、レベルが上がることでポケモンが強くなります。いくら相手との相性が良くても、レベル差が大きいと勝つことは難しいでしょう。

だから、レベル上げ、つまり経験値が必要となるのです。このレベル上げに関してもポケモンには学ぶべきことがあります。

それは努力することの大切さです。ポケモンには 「ふしぎなアメ」 と言う邪道なアイテムがあります。これはポケモンに食べさせるだけでレベルが 1 上がるという神アイテムです。

しかし、ふしぎなアメなしで育てたレベル 50 のポケモンと、ふしぎなアメを使ってレベル 50 にしたポケモンでは、同じレベルであるにもかかわらず、能力値は前者の方が強くなるようになっています。

楽した者がうまくいくほど世界は甘くないということを学びました。何事もコツコツと努力することで経験を積み、強くなっていくのですね。

3 つ目は レポートの大切さ です。

ポケモンを遊んでいて、レポートを書き忘れると遊んだデータが保存されません。これは大学でも同じで、レポートを出さないと成績が記録されず、単位を取れないという事態に陥ります。

遠隔で講義があるため、レポート数が増えたり成績への影響が大きくなっている今こそ、レポートの重要性が高まっています。私はポケモンでは何かあるごとにレポートを書いてデータを保存していました。それが生きたのか、大学のレポート(課題)は出されたらすぐに取り組み、提出期限に余裕を持って提出するという癖がつきました。ポケモンのお陰ですね。

以上が私が思う 「ポケモンから学んだこと」 でした。ただただ楽しくて遊んでいたポケモンから、たくさんのことを学んでいたのですね。

改めて振り返ってみると、ポケモンは本当によくできたゲームだなと感じました。長年、老若男女から愛される理由がわかったような気がします。

この記事を書きながら、私も久しぶりにやりたくなってきたので 11 月に発売されるダイパリメイクを買おうかなと思いました(笑)。

もう一度、 ポケモンマスター を目指してみようと思います。